10銘柄を毎月積み立てた結果について。9回目の銘柄は日本製鉄。
最近は高配当銘柄としても注目され株価も上昇しています。
しかし、今回は長年の含み損に耐えられず積立中止してしまったケース。
積立中止しなかったらどうなるかとの比較も含めて記載しています。
日本製鉄の積立結果
銘柄名(コード) | 日本製鉄(5401) |
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毎月の指定金額 | 15,000円 |
積立開始 | 2007年8月 |
途中で「新日本製鐵」→「新日鐵住金」→「日本製鉄」と社名変更されています。
積立の推移
積立開始時がほぼ最高値で含み損の期間が長いです。
積立銘柄の見直しに伴い2019年11月に積立を中止し、その後は配当再投資によるスポット買付としています。
2022年末・2023年2月末時点の評価
基準日 | 2022/12/30 | 2023/2/28 |
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保有株数 | 737株 | 743株 |
平均取得単価 | 2,598円 | 2,598円 |
購入額 | 1,914,378円 | 1,930,596円 |
株価 | 2,292円 | 3,037円 |
評価額 | 1,689,204円 | 2,256,491円 |
評価損益 | -225,174円 | +325,895円 |
評価損益率 | -11.76% | +16.88% |
ここ2ヵ月で30%も株価が上昇しているので2023年2月末の評価を参考のため記載します。
2月末までのグラフは以下の通り。
配当金総額
2007年~2022年の配当金の合計は378,224円。税引き後は301,724円でした。
配当金(税引き後)で投資元本の16%を取り戻しています。
現在は高配当株として話題ですが、配当が増えたのは2022年3月期からでそれ以前は0~1%台の年が多いです。
損益・損失のピーク
2007年~2022年の株価は800円台~9,000円台の値動きとなっています。
評価損益のピーク時の評価は以下のようになります。
評価益最大
基準日 | 2015/6/4 | 2023/2/27※ |
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保有株数 | 407株 | 743株 |
平均取得単価 | 2,936円 | 2,598円 |
購入額 | 1,196,168円 | 1,930,596円 |
株価 | 3,485円 | 3,132円 |
評価額 | 1,419,382円 | 2,327,076円 |
評価損益 | +223,213円 | +396,480円 |
評価損益率 | +18.66% | +20.54% |
※右側の2023/2/27は他の銘柄が2007~2022年のため参考値
評価損失最大
基準日 | 2020/4/22 |
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保有株数 | 694株 |
平均取得単価 | 2,640円 |
購入額 | 1,832,395円 |
株価 | 807円 |
評価額 | 560,058円 |
評価損益 | -1,272,337円 |
評価損益率 | -69.44% |
シミュレーション(もし〇〇したら)
一括投資の場合
積立投資の購入額「1,914,378円」を2007年8月に一括投資した場合。
2022年12月末時点の評価
基準日 | 2022/12/30 |
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保有株数 | 213株 |
平均取得単価 | 8,960円 |
購入額 | 1,908,480円 |
株価 | 2,292円 |
評価額 | 488,196円 |
評価損益 | -1,420,284円 |
評価損益率 | -74.42% |
配当金総額
2007年~2022年の配当金の合計は184,245円。税引き後は150,393円となります。
積立中止しない場合
積立中止せず2019年12月以降も積立購入した場合。
参考までに2023年2月末までのグラフも記載
2022年末・2023年2月末時点の評価
基準日 | 2022/12/30 | 2023/2/28 |
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保有株数 | 979株 | 988株 |
平均取得単価 | 2,312円 | 2,313円 |
購入額 | 2,263,287円 | 2,285,571円 |
株価 | 2,292円 | 3,037円 |
評価額 | 2,243,868円 | 3,000,556円 |
評価損益 | -19,419円 | +714,985円 |
評価損益率 | -0.86% | +31.28% |
配当金総額
2007年~2022年の配当金の合計は434,542円。税引き後は346,597円となります。