10銘柄を毎月積み立てた結果について。10回目の銘柄は東京電力。
10銘柄の中でも最大の下落率を記録した銘柄、そして単元未満株積立の「あるルール」の影響を受けた銘柄でもあります。
東京電力の積立結果
銘柄名(コード) | 東京電力ホールディングス(9501) |
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毎月の指定金額 | 20,000円 |
積立開始 | 2007年8月 |
途中で「東京電力」→「東京電力ホールディングス」と社名変更されています。
積立の推移
2011年3~4月に1ヵ月で2121円→292円と86%もの急落を記録しました。
その後は最安値120円をつけるなど株価低迷が続きましたが、平均購入単価も下がったため2022年末時点ではほぼプラスマイナスゼロです。
単元未満株積立の「あるルールの影響」とは
単元未満株取引はその名の通り「単元未満」しか取引できません。
1単元が100株の場合は1~99株しか取引できません。
これは毎月の指定金額がいくらであってもです。
2012年には123円で99株を積み立てた月がありますが、このルールがなければ120株ほど積み立てていた計算になります。
5ヵ月ほどこの影響を受けました。
2022年末時点の評価
基準日 | 2022/12/30 |
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保有株数 | 6,196株 |
平均取得単価 | 475円 |
購入額 | 2,940,428円 |
株価 | 476円 |
評価額 | 2,949,296円 |
評価損益 | +8,868円 |
評価損益率 | +0.30% |
配当金総額
2007年~2022年の配当金の合計は23,725円。税引き後は19,337円でした。
2011年以降は無配が続いています。
損益・損失のピーク
2007年~2022年の株価は100円台~3,000円台の値動きとなっています。
評価損益のピーク時の評価は以下のようになります。
評価益最大
基準日 | 2015/8/4 |
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保有株数 | 2,921株 |
平均取得単価 | 512円 |
購入額 | 1,494,596円 |
株価 | 918円 |
評価額 | 2,681,478円 |
評価損益 | +1,186,882円 |
評価損益率 | +79.41% |
評価損失最大
基準日 | 2020/12/23 |
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保有株数 | 5,149株 |
平均取得単価 | 496円 |
購入額 | 2,552,107円 |
株価 | 266円 |
評価額 | 1,369,634円 |
評価損益 | -1,182,473円 |
評価損益率 | -46.33% |
シミュレーション(もし〇〇したら)
一括投資の場合
積立投資の購入額「2,940,428円」を2007年8月に一括投資した場合。
2022年12月末時点の評価
基準日 | 2022/12/30 |
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保有株数 | 967株 |
平均取得単価 | 3,040円 |
購入額 | 2,939,680円 |
株価 | 476円 |
評価額 | 460,292円 |
評価損益 | -2,479,388円 |
評価損益率 | -84.34% |
配当金総額
2007年~2022年の配当金の合計は207,905円。税引き後は175,511円となります。