こどおじ投資日記

サラリーマン投資家 2007年から投資を始めて2021年に資産1億突破

2023年分の確定申告提出

2023年分の確定申告を行いました。

昨年同様、マイナンバーカード利用によるe-Taxでの提出です。

 

入力項目

給与所得や社会保険料控除、基礎控除など確定申告しなくても年末調整済みの項目を除いて確定申告での入力項目としては以下の通り。

所得に関する項目
  • 株式譲渡損益
  • 配当金
  • 貸株金利
控除に関する項目

 

ほとんどの項目はマイナポータル連携やXMLファイルで入力できます。

個別に手入力が必要な項目は以下の通り。

  • 貸株金利
  • 配当金(従業員持株会)
  • 配当金控除
  • 国税額控除

特に面倒なのは「外国税額控除」でした。
ドル建てで毎月分配の銘柄を保有していたので、銘柄・月ごとの分配金を個別に入力する必要があります。

 

配当金は「総合課税」と「申告分離課税」が選択できますが、「総合課税」としました。

 

還付金

上記内容による還付金は以下の通り

昨年の107,759円より多いですが、今年からは事情が異なります。

kodotan.hatenablog.com

 

住民税は増加

2023年分の確定申告から「特定配当等・特定株式等譲渡所得の住民税申告不要制度」がなくなり、配当金の住民税も総合課税となります。
配当金の住民税が5%→7.2%となるため、51,000円ほど住民税が増えます。
そのため、実質的な還付金は76,000円程度になります。

 

総合課税・申告分離課税どちらが得か?

細かい計算式は省きますが、配当金については課税総所得金額が695万円以下の場合は総合課税を選んだ方が得になります。

配当金を総合課税にする場合は上記を確認するようにしてください。

 

なお、この条件は給与所得者で厚生年金・健康保険に加入の場合です。
国民年金国民健康保険の場合は条件が変わってきます。