こどおじ投資日記

サラリーマン投資家 2007年から投資を始めて2021年に資産1億突破

株式投資を始めたのは2007年(方針検討編)

株式投資を始めたのは2007年、サラリーマンになって約10年目でした。
2,000万円ほどの金融資産が貯まっていましたが、ほぼすべてが現金・預金という状況。

 

まずは本で勉強

2007年4~5月

いきなり株を買ったりはせず、まず投資の勉強から始めることとした。
初心者におすすめの投資本を調べて購入、ゴールデンウイーク中に読んだ。

本を読んで理解したことは以下の通り。

  1. 分散投資と長期投資が重要
  2. ドルコスト平均法は最強
  3. 長期的な投資収益率は 株 > 債権 > 預金
  4. ポートフォリオの中核は仕事(給与収入)

投資の基本方針

  1. 年間投資額の目安は200万円程度
  2. 投資信託ではなく個別株を買う
  3. 20銘柄以上に分散
  4. 長期投資で短期の値動きは気にしない
  5. 知らない企業(銘柄)には投資しない

 

上記方針の理由としては以下の通り

  1. 年間投資額
    分散投資は銘柄の分散だけでなく投資時期の分散も重要。

    サラリーマン10年目で2,000万貯まったということは、1年間で200万強の貯金ができているということ。
    2,000万のほとんどを預金にしたままで、毎年増える200万+αを株式投資に回す方針。
    給与や配当収入が増えてきたら年間投資額を増やすか株以外の投資を始める。

  2. 投資信託ではなく個別株
    ここで言う投資信託とはアクティブファンドのこと。

    アクティブファンドは手数料が高くパフォーマンスが下がりやすい。
    資産残高上位100位以内の国内型株式投信と東証株価指数(TOPIX)を比較すると、TOPIXの平均リターンを上回る投資信託は少ないらしい。

    よく「どの銘柄の株を買えばよいのか分からないのでプロに任せる(投資信託)」という人がいるが、自分で株を選べない人がどの投資信託を買えばよいのか分かるはずがない。

    手数料の安いインデックスファンドなら買う意味はあるが、株主優待が貰えないし面白味がないので当面は買わないこととした。
    ※2007年当時、日本の投資信託市場で買える米国株のインデックスファンドは無かった。

  3. 20銘柄以上に分散
    「一つのカゴに卵を盛るな」と言われるように分散投資は重要。
    では何銘柄に分散すればよいかというと、統計的には20銘柄でリスクは十分に軽減できるらしい。
    万が一、一つの会社が倒産しても5%のマイナスなら許容範囲と考える。

  4. 長期投資
    長期投資は市場全体の上昇局面を逃さないのが大きなメリット。
    短期的に売り買いして長期投資を上回る利益を上げている投資家はまれだし、素人がプロに勝てるわけもない。

  5. 知らない企業(銘柄)には投資しない
    素人の銘柄選びは、すぐに潰れそうにない企業ならどれでも良いらしい。
    選び方のコツは「転職したい会社の株を買え」とのこと。